釧路のすんごい思い出 その2
みなさん、こんにちは。
さかまた組の笹森です。
今日は、先週に続き、特に印象的だったすんごい光景から。
こんな姿を日本で見られるとは思っていなかった!
そんな、「ザトウのいる風景」を。
フィーディング(エサ取り)光景です。
釧路港から10kmほどの距離で繰り広げられた、
2頭のザトウによる饗宴。
同乗していた、ザトウクジラとつきあうこと○×年の
日本の海洋ジャーナリストの草分け的存在、K女史をして、
「んまあ、まるでアラスカね!日本の光景じゃないわあ」と
言わしめた、その光景はこちら。
クジラヒゲやピンクの上あごの内側が丸見えです。
食べていたのは、小さな小さなピンクのオキアミ。
写っていました。海面にオキアミのパッチ。
回遊中は絶食しているといわれている彼ら。
でも、お腹がすいたら少しは食べているんだね。
動画ではすでに公開しましたが、スティルではこれが初公開。
数年前に、羅臼でも同様の光景を撮影し、
朝日新聞のコラムで紹介しましたが、
あの時とはケタチガイのド迫力の光景に、乗船者は全員、
(と言っても、酪農大の学生、ジャーナリスト、
さかまた組の2人に、博物館学芸員の、わずか計5人。
あいかわらず、すんごい時には少人数・・)
すっとんきょうな声をあげては、
ひたすらシャッターを切り続けたのでした。
すごいなあ、釧路沖。
沖と言っても、こんなに近く。
ザトウの背景に、釧路の町が写りこんでいます。
世界的には、アメリカのモントレーでも、
過去に観察例のない、ザトウクジラのフィーディング光景が
確認されているとのこと。
やはり、どこか、おかしいね。
最近の海。
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ささもり
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