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2013年12月13日 (金)

釧路のすんごい思い出 その2

みなさん、こんにちは。

さかまた組の笹森です。

 

今日は、先週に続き、特に印象的だったすんごい光景から。

こんな姿を日本で見られるとは思っていなかった!

そんな、「ザトウのいる風景」を。


フィーディング(エサ取り)光景です。

釧路港から10kmほどの距離で繰り広げられた、

2頭のザトウによる饗宴。

同乗していた、ザトウクジラとつきあうこと○×年の

日本の海洋ジャーナリストの草分け的存在、K女史をして、

「んまあ、まるでアラスカね!日本の光景じゃないわあ」と

言わしめた、その光景はこちら。

クジラヒゲやピンクの上あごの内側が丸見えです。

Humpback_whale_opened_its_big_mouth

食べていたのは、小さな小さなピンクのオキアミ。

写っていました。海面にオキアミのパッチ。

4

回遊中は絶食しているといわれている彼ら。

でも、お腹がすいたら少しは食べているんだね。


動画ではすでに公開しましたが、スティルではこれが初公開。

数年前に、羅臼でも同様の光景を撮影し、

朝日新聞のコラムで紹介しましたが、

あの時とはケタチガイのド迫力の光景に、乗船者は全員、

(と言っても、酪農大の学生、ジャーナリスト、

さかまた組の2人に、博物館学芸員の、わずか計5人。

あいかわらず、すんごい時には少人数・・)

すっとんきょうな声をあげては、

ひたすらシャッターを切り続けたのでした。


すごいなあ、釧路沖。

沖と言っても、こんなに近く。

ザトウの背景に、釧路の町が写りこんでいます。

Photo

世界的には、アメリカのモントレーでも、

過去に観察例のない、ザトウクジラのフィーディング光景が

確認されているとのこと。

やはり、どこか、おかしいね。

最近の海。

* 写真やテキストの無断使用、転載はご遠慮ください。


ささもり

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